もみじマークと

　ある老人の車にいつの間にか”もみじマーク”が付いていたので、なんとなく見ていたら、
「”義務付”ではなくなったのだが、付けることにした」とのこと。私は、「それじゃ随分周りが気を使ってくれるんじゃないですか？」と聞いたところ、「とんでもない。それどころか、しょっちゅう“あおられるようになった”よ」
とのこと。とても嫌な気分になった・・・

特に狭い道で、速度を落としているとぴったりつけられて、まるで、“ちんたら走ってんじゃねえ”という感じが伝わってくるプレッシャーを与えてくるというのだ。「だから、後ろははずしちゃったんだよ」とのこと。
　（なるほど後ろにはついていない）
　
　しかもあおってくるのは、男だけではないらしい。
（（かなしいねぇ。小さい奴ら・・・））非常に残念な気持ちになりました。
　確かに必要以上にのろのろ走っていながら、赤信号は止まらず行ってしまうようなひとも多いけど、お年寄りが、あのマークを付けている意味を考えるべきじゃないでしょうか？
　そういえば、家の前の道、細い道なんですけど、ちょっと抜け道になっちゃていて、ここに入ったとたんアクセルを踏み込む“だっさい”奴らが多いんですよ。いい年おっさんだったりするんですけど、心に余裕がないのか、“俺ってイケてる”とド勘違いしているのか？
　もっともここを子供が歩いていてもあまり徐行してくれる人も少ないし、その先の一時停止をちゃんと止まる人もほとんどいないなぁ。